読書感想文

複業ZINE 読書感想文

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複業ZINE 読書感想文

独立系出版社のタバブックスによる『複業ZINE』。60ページくらいのこじんまりとしたZINEで、「複業」がテーマです。

複業とは、メインの仕事があって補完的に副業もしているというのと違い、二つ三つと複数の仕事を同時並行的に行なっている働き方のスタイルです。

先行き不安な社会情勢が続く中、本業のかたわらにする副業ではなく、いろいろな仕事を並行して行う「複業」を選ぶ人が増えている。やりたいことだけでは生活できない/できることを増やすために/持続できる働き方を模索してetc. 15人の複業から浮かび上がってくる、仕事の現在、社会の姿。

出典 : タバブックスの本

実際に複業の働き方をしている人たちの声を集めた本で、その声を読むかぎり、それぞれの仕事が、収入面やスキル面の部分で支え合っている関係性になっているようです。

ページ数としても、内容面においても、がっつり掘り下げて読み込むようなものではなく、また必ずしも複業のスタイルで成功して余裕があるという事例という雰囲気でもないものの、色んな人生があって、色んな働き方があるんだということが垣間見える一冊です。

たとえば、ハンカチのブランドを一人で立ち上げながら、そのハンカチや、自身がセレクトした雑貨の販売に加え、軽飲食などもできる「予感」というお店を営んでいる男性が紹介されています。

その男性は、その仕事の他に、図書館のカウンター業務や清掃などを行いながら生計を立てているようです。

そういった方々が、どんな復業をしているか、その働き方に至った理由、仕事に求めること、仕事に費やす時間などを尋ねた質問に回答するスタイルとなっています。

働き方に悩んでいる人は、具体例を知る一つの手立てとして、このZINEであったり、あるいは、ちょっと前の本ですが、『ナリワイをつくる』なども参考になるかもしれません。