雨隠れ 意味(大和言葉)
日本で古くから使われる雨にまつわる大和言葉には、「雨隠れ」という言葉があります。読み方は、「あまがくれ」です。
雨隠れとは、雨から隠れるという字にある通り、雨に濡れないようにどこか物陰に入る、いわゆる雨宿りのことを意味します。
例文としては、「突然の夕立に、駅前で少しだけ雨隠れをしていた」などが挙げられるでしょう。
雨がやむまで一時的に休む雨宿りという言葉も、響きや見た目も含めてとても素敵な表現ですが、雨隠れというのも、情緒的な雰囲気を漂わせています。
雨宿りは今でも割と日常的に使うことはあるものの、雨隠れという言葉は耳にすることもないのではないでしょうか。
似たような響きの言葉では、「雨籠」という言葉もありますが、これは、「長く雨が降っているので家にこもっている」という意味です。この「こもり」で関連すると、「冬籠」という言葉もあり、これは、寒い冬のあいだ人や動物が家や巣や土のなかこもって過ごしていることを指します。
また、「雲隠れ」という言葉もあります。これは、またちょっと違った意味合いで、「雲の中に隠れること」「行方をくらますこと」「高貴な人が死ぬこと」などを指します。
